定位置奪還 12年度の年俸調査結果について

 野球戦隊(http://mainichi.jp/mantan/news/20120415dyo00m200002000c.html)とかいうヒーローに変身したものの、抜群の負け運で定位置の最下位に転落したオリックスバファローズ。DH・日高剛捕手などファンも目を疑いたくなるような奇襲が実らなかったり、劇場長・岸田護投手が見事に炎上したり、仕事で移動中にスマホを見るたび、イライラしていたのですが、いざ定位置にいると“これ以上、順位が落ちることがない”という安心感があったりして、これで純粋に野球を楽しめるなあ……と感じてしまい、“辛いです”。

 “辛いです”といえば“広島が大好きなので”など数々の名言で球界にジャイアントステップを残してきた阪神新井貴浩内野手ですが、その新井内野手がこんな発表をしました。
 
 <12年度の年俸調査結果>

 〈1〉巨人5894〈2〉阪神5229〈3〉中日5189〈4〉ソフトバンク4434〈5〉西武3605〈6〉日本ハム3558〈7〉楽天3300〈8〉ロッテ3238〈9〉オリックス3170〈10〉ヤクルト3137〈11〉広島2715〈12〉DeNA2399(単位は万円)

 さて、これを見て「ヤクルトはコスパがいいなあ」とか「9、11、12位から勝つ気が感じられねえ」とか「ケチックス(夕刊フジ・高塚広司編集委員命名)のくせしてセ・リーグの人気球団よりも上にいるなんて生意気」とかいろいろ思うところはあるでしょう。

 私が一番心配なのは、この順位が交流戦の順位になってしまい「大丈夫、オレたちは交流戦に強いからまだ巻き返される」「どんでんはセ・リーグ歴が長いから、今年も交流戦はやるで」などというオリックスファンの幻想を打ち砕くんじゃないか?ってこと。

 まあ、楽しみですよ。シドニー捕手の謎の覚醒は三輪っぽいところとかいろいろ。